思春期にさしかかった頃の子どもと言うのは多感で、周りに自分がどのように思われているのかを必要以上に気にする時期です。

例えば、大して太ってもいないのに「自分は肥満ではないか・・」と思ったり、少しニキビが出来ただけでも「好きな子に嫌われてしまうんじゃ・・」と言う思考が働いてしまうようですね。

第三者から見ればちっぽけな悩みであっても、本人からしてみれば笑い事では済まされないレベルに悩んでいる場合が多いんです。

痩せなくても十分魅力的なのにと私が感じていても、無理をしてまるでモデルさんを目指しているかのごとく食事を抜いてダイエットに励んでいる子もいます。

さて、今回の記事のテーマは身長とダイエットの関係についてです。成長期に無理なダイエットをすると、どうなってしまうのでしょうか。

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身長を伸ばしたいなら無理なダイエットはNG!


まず、結論から申し上げますと、成長期の身長が伸びる1番大事な時期に無理なダイエットをしてしまいますと、身長がストップしてしまう場合があります。

これはどうしてかと言いますと、やはり体を作っていくために必要な栄養素が確保出来ていないと言う事が原因として挙げられます。

身長を伸ばすためにはカルシウムやタンパク質だけを摂っていればいいと言う訳ではなく、ビタミンやミネラルなど、あらゆる栄養素をバランス良く取り入れる事が大切です。

極度にダイエットをされている方は、炭水化物を極力控えている傾向が強く、炭水化物が不足する事で、体内のタンパク質がエネルギー源として使われますので、身長を伸ばすための栄養素が枯渇している状態になります。

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成長期に無理なダイエット。身長以外の弊害は?


無理なダイエットをすると、タンパク質がエネルギー源として使われ、身長の伸びが悪くなると言う事について簡単に説明をしてきました。

実はそれ以外にも極端なダイエットを行う事で、体にとって喜ばしくない影響を与えてしまう事にもなってしまうんです。

どのような事があるのか、それぞれ解説をして行こうと思います。間違ったダイエット法を行っている方に特に読んで欲しいです。

空腹感が増しストレスになる事も


お菓子を食べない、脂質の高い料理は極力抑える程度の軽めのダイエットであれば問題はありません。

ただ、ご飯の量を極端に減らして1日1食しか食べないと言うようなダイエット法を実行しますと、身体が飢餓状態になりストレスを感じるようになります。

あまり知られてはいないのですが、ストレスを感じてしまう事も自律神経の乱れを生じさせ、身長の伸びに影響するとも言われていますので注意が必要です。

常に空腹感に襲われているにも関わらず、「食べたら太る、食べたら太る・・・」と強迫観念に捕らわれ、毎日の生活も味気ないものとなってしまう事でしょう。

そして、大抵の場合ダイエットは上手く行かず、ある日突然暴飲暴食をしてしまい吹っ切れて「ダイエットやーめた」と言う結末を迎えてしまうパターンも多いです。

食事制限のみのダイエットはリバウンドしやすい


ダイエットに対して知識を持たず、自己流で食事制限を行うダイエット法は危険ですし、何より長続きしません。

そもそも無理な食事制限は結果的に飢餓状態を引き起こしやすく、体は少ないエネルギーでさえも脂肪として蓄えようと言う働きが起こります。

そのため、ダイエットを止めた途端に今までと同じような食事量を摂っていたとしても、みるみるうちに脂肪が付きリバウンドしてしまうんですね。

実際にこのような経験をされている方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。間違ったダイエットをしていても、多少体重は落ちる事もあるかと思いますが、長い目で見てみると全く無駄な行為だったりする訳です。

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筋肉を減らし骨を弱くします


私たち人間は食べ物から栄養を貰い、筋肉や血液、さらには骨にエネルギーを与えて毎日を元気に過ごす事が出来ます。

極度なダイエットをし、必要最低限の栄養素すら確保出来ていないようであれば、当然筋肉は弱り、骨も脆くなっていきますので姿勢は悪くなっていきます。

身長に直接関与はしませんが、猫背になっているなど姿勢が悪くなる事で、本来の身長よりも低く見えてしまいますので損をしてしまいますよね。

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それだけでなく、子どもがスポーツに打ち込んでいるのであれば極度にダイエットをする事は自殺行為も同然です。

スポーツは体が資本ですから、食べずに体が弱ってしまう事で練習にも集中出来ないどころか、技術や体力もどんどん低下して行きます。

本来であれば、小さい子どもと言うのは体力も技術もぐんぐん上昇して行く時期ですので、他のライバルとどんどん差を広げられてしまう事にも繋がります。

筋肉を作り体を丈夫にするためには、やはりしっかりと食べる事が何よりです。食事で足りない分はサプリメントなどで補っても良いですね。

多少太っているからと言って、食事を極端に抜くなど無理なダイエットはしないようにお願いします。

どうしてもダイエットをしたい場合は?


とは言っても思春期の子どもたちは、痩せていたとしてもどうしてもダイエットをしたいと思う時が来ます。

ダイエットをするレベルではない子も中にはいますが、そんな子達でもどのようなダイエットを行っていくべきかを解説して行きます。

どれも簡単に行えるものばかりですので、自己流で危険なダイエットを行っていた方は参考にしてみて下さいね。

基礎代謝分のエネルギーはしっかりと摂る


ダイエットをする際に意識をしなければならないポイント1。それは基礎代謝分のエネルギーはきちんと摂る事です。

基礎代謝と言うのは心臓や内臓を動かすなど、簡単に説明するならば何もしなくても消費してくれるカロリーの事を言います。

痩せて行くためには消費カロリー>摂取カロリーな訳ですが、心臓を動かしてくれるエネルギーまで制限してしまうのは危険ですし、燃費の悪い体質にしてしまいます。

最低限の基礎代謝分のエネルギーは摂る事、さらには栄養素のどれか(炭水化物など)に偏るのではなく、バランス良く食事を行っていく事が大切です。

ただ、やはり成長期は大人以上に栄養素を摂らなければいけない時期ですので、この方法は本当はおすすめ出来ないです。

お菓子など甘いものは極力控える


これはダイエットを行う上での基本中の基本ですよね。

ごく稀に、食事の量は減らすんだけれども、お菓子はきちんと食べると言うダイエットを実践されている方がいますが、全く意味のないどころか、太りやすい体質になってしまいます。

食事を抑えているからついついお菓子を食べ過ぎてしまう・・・負のスパイラルに陥らないように気を付けたい所ですね。もし、間食を摂る場合には甘いものではなく、ササミや小魚などの低カロリー高タンパクの物がおすすめです。

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身長とダイエットについてのまとめ


  • 成長期の無理なダイエットは、身長の伸びを止めてしまいます

  • 空腹感が増しストレスが溜まるだけでなく、リバウンドしやすいのも特徴です

  • 体を弱くしてしまう原因となるので、スポーツに取り組んでいる子どもは特に無理なダイエットは避けるべき

  • ダイエットをするのであれば、基礎代謝分のエネルギーは最低限確保しておく

  • お菓子を食べないのは基本。間食は高たんぱくなものを!