人間の身長が大きく伸びる時期は大きく分けて2つありまして、第一次成長期と第二次成長期があります。

第一次成長期と言うのは、赤ちゃんが生まれてからおおよそ2歳ぐらいまでに著しく成長する期間を言い、第二次成長期は、思春期を迎え始める11歳前後から急激に身体の器官が大人に近づいていく期間を言います。

身長を大きく伸ばす上で大切になってくるこの2つの成長期なのですが、一般的には第二次成長期にいかに努力をしたかで最終身長に影響を与えると言われています。

この時期には個人差はあるのですが、多くの方は1年間の間に10cm、頑張った方の場合15cm以上伸びると言う非常に大切な時期になるんですよね。

ただ、生活習慣を適当にしている、身長を伸ばすために必要な栄養素がきちんと摂れていないのであれば、本来伸びてくれるはずの最終身長に到達しない事もあるんです。

また、思春期は遅く迎える程最終身長が高くなりやすく、逆に思春期を迎えるのが早い場合、身長の伸びが早く終わってしまいますから、背を高くしたいのであれば思春期を遅らせる必要があります。

今回の記事では、思春期を早く迎えてしまう原因について深く掘り下げて解説をして行こうと思います。

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成長期が早く訪れる原因-睡眠の質-


まず、第一に成長期を早く迎えてしまう原因として挙げられるのが、睡眠の質になります。

睡眠は身長を伸ばす上では欠かす事の出来ない要素の1つであることはご存知かと思います。

この睡眠を適当にしてしまうと、背が伸びないだけでなく思春期を早く迎えてしまう原因になってしまうんです。

睡眠の質はメラトニンがカギ!


通常、動物が眠気を感じる場合と言うのは、体内からホルモンの1種であるメラトニンと呼ばれる物質が分泌されている事が理由として挙げられます。

例えば、赤ちゃんが1日中眠っているのは、人生の内で最もメラトニンが分泌されているのがこの時期で、昼も夜も関係なく分泌されているからなんですね。

そして成長して行く中で、次第にメラトニンの分泌量が抑えられていき、昼間に分泌される量は少なく、夜になると多く分泌されるようになるのが特徴です。



メラトニンの体内時計が乱れると・・?


ところが、このメラトニンはいつも一定の時間に分泌されると言う訳でも無く、夜更かしをするなどにより睡眠に入る時間が遅くなる事でメラトニンの分泌される時間も次第にずれて行きます。

体内のホルモンバランスが崩れる事により、性ホルモンが過剰に分泌されるようになった結果、声変わりや男女特有の身体つきになるなどの第二次性徴に入りやすくなってしまうんです。

メラトニンが分泌される時間を一定にするためにも、毎日決まった時間に布団に入るようにする、夜更かしはしないなどの対策をとっておく事が求められると言う訳です。

そのためには身長を伸ばすための睡眠のとり方をきちんと知っておく必要があります。特別難しい事はないのですが、今一度確認の意味も含めて実践をしてみて下さいね。

身長と睡眠に関する記事の一覧はこちら↓からご覧いただけます。

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成長期が早く訪れる原因-肥満-


意外と盲点なのがこの肥満体だと言う事。太っている=栄養の吸収が良いと言うイメージがありますが、最終身長までを考慮するのであれば、思春期の肥満は解消する必要があります。

体に脂肪が付き太ってしまう事で、レプチンと呼ばれるホルモンがあり、これの働きにより思春期を早く迎えてしまう原因である他、身長を伸ばすはずである成長ホルモンの働きまでも抑えてしまう事に繋がります。

このレプチンは一般的には満腹中枢を刺激し、食欲を抑えると言う働きがあるのですが、体脂肪が多い事でこのレプチンが効きにくくなってしまいますので、どんどん肥満がエスカレートする原因にもなります。

痩せたいんだけどなかなか痩せられないと言う方の場合、このレプチンが効果を発揮しなくなった結果、ダイエットが続かないorリバウンドをしてしまう事になってしまうんですよ。

ですので、成長期に極度に脂肪がついて動けないようであれば、まずはダイエットをして脂肪を落とす事から始めてみてもいいかもしれませんね。

成長期は無理なダイエットをするな、とも良く言われますが、食事を一切抜く、毎日10km以上走って急激に体重を落とすと言う事はする必要もないんです。

代謝が非常に良い時期ですので、お菓子を必要以上に食べない、しっかりと成長に必要な栄養素を取り入れ、適度な運動をして行くだけでも肥満は解消する事が出来ますので心配はいりません。

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身長と成長期に関するまとめ


  • 身長を大きく伸ばすには第二次成長期にいかに伸ばすかが重要

  • 思春期を迎える時期を遅らせる事で、最終身長を伸ばす事が出来ます

  • 睡眠はとても重要。睡眠に入る時間が遅いと思春期を早く迎えやすくなります

  • 肥満体も成長ホルモンが分泌されず最終身長に影響が。適度な体重を保ちましょう!



いかがだったでしょうか。

成長期は思春期を遅らせる事で、長い間継続出来ますので最終身長をその分だけ高くする事が可能になります。

何もしないでも多くの方は成長期を迎えて行きますが、その間の過ごし方によってはそれほど身長が伸びない事もあるんですよ。と理解して頂ければ幸いです。

とは言え、難しい事を実践していく訳ではなく、睡眠をきちんと取る、肥満体にならないように努めるなどと、ごくごく当たり前の事となっています。

もしもお子さん(もしくは現在成長期の方)の生活習慣が乱れ気味だなと感じるようであれば、これを機会に直していってみてはいかがでしょうか。

あの時きちんと実践していれば・・・。と後悔をしても失われた時間は戻ってくる事はありませんので、今すぐに生活習慣を改めていく事をおすすめします。