毎日生きていれば1日の内に、1つや2つはストレスを感じる事に遭遇する事があるかと思います。人間ですからね。

人はストレスと上手く向き合い、上手に解消しながら生活をしていますが、まだまだ身長の小さな子どもの場合はどうでしょう。

感情を上手く表現出来る子どもであれば、親にシグナルが伝わる可能性はありますが、親にストレスをぶつけるのは良くないと感じ、自分の中で閉じ込めてしまう子もいます。

ストレスと言うのは難しいもので、自然と解消される事は少なく、本人は自覚していなくても気持ちが乗らないなど体のどこかに不調として現れてしまう事もあります。

それは身長を伸ばす事も例外ではなく、極度にストレスを感じてしまいますと、成長ホルモンの分泌が妨げられ身長の伸びが悪くなってしまう事もあるんです。

前置きが長くなってしまいましたが、今回の記事では、ストレスは身長にどのような影響をもたらすのかについて書いていこうと思います。

スポンサーリンク



ストレスが身長に与える影響


ストレスは心に疲労を与えるだけでなく、成長期の子どもであれば身長の伸びにも影響を与えてしまう事になります。

通常、身長を伸ばすためには成長ホルモンの分泌が必要です。成長ホルモンを多く分泌させるためには、栄養をしっかり摂る、適度に運動をする、夜は早く寝るなどですね。

特に、成長期の子供たちは成長ホルモンの影響を受けやすく、しっかりと分泌されていれば身長は伸びる、そうでなければ身長は伸びないと、単純な理屈により最終身長は決定づけられます。

ですが、ストレスを感じてしまう事で、身長を伸ばすために重要な、成長ホルモンの働きを妨げてしまう「コルチゾール」と呼ばれるホルモンが大量に分泌されるため身長が伸びにくくなってしまうんです。

そのため、将来子どもを大きくさせたいのであれば、なるべく強めのストレスは与えさせず伸び伸びと育てて行く事が求められます。

成長期前のお子様をお持ちの親御さんは、無意識の内に子どもにストレスを与えてはいませんか?

宿題をしない、なかなか言う事を聞いてくれないなど、やんちゃ盛りの子どもたちには手を焼かされますが、怒り過ぎないようにする事も大切ですよ。

ストレスが身長に与えるその他の要因


ストレスが身長に与える直接的な原因としまして、成長ホルモンの分泌を妨げると言う事は分かって頂けたと思います。

実はそれ以外にも間接的な要因として、身長の伸びを悪くしてしまう事もありますので、そちらについても説明をしていきますね。

1.肥満になってしまう


強いストレスを感じ、コルチゾールが大量分泌されてしまいますと、通常よりも太りやすい体質になってしまいます。

成長期に必要以上に体に脂肪が付いてしまいますと、身長が伸びにくくなってしまいますので、肥満は是非とも防ぎたいものです。

特に、ストレスを感じながら食事をしても料理の味を感じる事は出来ませんし、摂った栄養を脂肪として蓄えてしまいますので注意が必要です。

暴飲暴食と言う奴ですね。一時的にはストレスを解消する事は出来るのですが、根本的な解決にはなっていないですし、肥満の原因にもなります。

【関連記事】
身長の伸びと肥満との関係性!太り過ぎだと背は伸びない理由とは?

2.食欲が沸かなくなる


ストレス解消のために、食べて飲んで忘れようとする場合もあれば、逆に食欲が消えてしまう場合もあります。

これには自律神経が大きく影響しており、ストレスを感じる事で自律神経の内の交感神経が優位に立ち、内臓が常にぎゅるぎゅると動き続ける状態になります。

交感神経と副交感神経が交互に働き、交感神経の働きにより内臓が活発に動いた後は、副交感神経の働きによりしっかりと休ませて上げないと、内臓は休む暇なんてないですよね。

そのため、常に胃や腸が疲れを感じてしまっているために、食べようと思っても食べられないと言う事になってしまうんです。

やはり身長をグーンと伸ばすためには、1日3食以上をしっかりと食べる事が大切であり、タンパク質やミネラルなどの栄養素は無視する事は出来ません。

ただ、食べられない時に無理をして食べようとしても、消化不良となり下してしまう恐れもありますので無理は禁物です。

どうしても強いストレスを感じ、食事を摂る事が難しいようであれば、サプリメントなどから手軽に補給するのもおすすめですよ。

【関連記事】
身長を伸ばしたい!でも食べる量が少ないから伸びないか不安・・

3.夜に眠る事が出来ない


身長を伸ばすためには、睡眠が重要であると言う事は皆さんご存知かと思います。

22~3時に深い睡眠に入っている事で、成長ホルモンの分泌が促され、その日に溜め込んだ疲れが解消され、身長が伸びる準備が出来ている訳です。

ところが、先ほどにも申し上げた通り、ストレスを感じる事で神経を興奮させる作用のある交感神経が優位に立ってしまいますから、寝付けない夜を過ごしてしまうんです。

通常であれば、子どもは寝つきが早いですから、夜にベッドに入ればものの数分で眠りに就くことがほとんどですが、その日に嫌なことがあり、ストレスを感じてしまうと深夜を回っても眠れない事も。

当然、睡眠時間が減ってしまえば成長ホルモンは分泌されませんし、疲れが取れないまま学校に行きますので、勉強にも付いていけなくなってしまう可能性があります。

1番気を付けなければいけないのが、夜に眠れなくて昼寝をする生活が繰り返される事で睡眠のリズムが乱れてしまい、昼夜逆転になってしまう事です。

1度昼夜逆転生活になってしまいますと、自力で治すためには相当な努力が必要ですし、なかなか改善されずそのまま不登校になる子どもも多いようですね。

【関連記事】
子どもが昼夜逆転に。身長を伸ばすのであればまずは生活習慣から!

4.思春期を早めてしまう


ストレスを感じる事で、思春期の到来を早めてしまう事にも繋がります。

一般的に最終的な身長をより大きくしたいのであれば、身長の伸びを止めてしまう思春期を出来る限り遅らせることが必要になってきます。

例えば、極端ですが12歳で思春期を迎え成長が止まってしまうよりかは、17歳までゆったりと伸び続け、その後思春期を迎えると考えると分かりやすいかと思います。

ストレスが思春期の到来を早めてしまう事については、早く大人になろうとして早熟化をしてしまうとか、成長ホルモンが分泌されないからもう伸びなくていいんだ、と脳が判断してしまうなど色んな説があります。

どちらにせよ、極度のストレスを感じても身長にとってはいい事はありませんので、出来る限りストレスとは無縁な生活を送っていく事が好ましいです。

子どもがストレスを感じている時の見分け方


それでは次に、子どもがストレスを感じている時はどのような反応を示すのかを見て行きます。

ストレスの感じやすさ、反応についてはやはり個人差がありますので、参考程度にして頂ければと思います。

1.食欲がない


食欲があるかないかを見ることが、1番ストレスを受けているかどうかの判断が付きやすい場合が多いです。

いつもはおかわりする程ご飯を食べていたのに、ある日突然ピタリと食べる量が減った場合は何か原因があるかもしれません。

食とストレスは繋がっていますので、箸の進みが遅い、咀嚼に力がないと感じたら話しを聞いてあげてみて下さいね。

2.笑わなくなった


ストレスを感じると、人は笑いたくても笑えなくなってしまいます。

普段よりも表情の変化が見られなくなった、自然な笑顔が出来なくなると言った状態は注意が必要です。

親に勘付かれたくないと、無理をして笑顔を作る子もいますので、自然な笑顔と作られた笑顔を見抜くことも大切。

3.些細な事で怒る


ちょっとした事で怒鳴るなど、感傷的になる場合はストレスを感じている事が多いかもしれません。

ただ、これは単純に反抗期であると言う可能性もありますので、見分けを付けるのはやや難しいです。

子どもがストレスを感じているようであれば


我が家であれば、いつでも子どもの様子を伺う事は出来るのですが、学校にいる時の事まで把握は出来ませんよね。

楽しく過ごせているのが1番なのですが、色々と難しい年代であるため、人間関係のもつれからストレスを感じてしまっている事もあります。

それは単純に◯◯君と喧嘩しちゃった、◯◯ちゃんにフラれちゃったなどの小さなものから、酷い場合ですといじめなど原因は色々です。

そんな時に力になれるのは1番身近な存在である家族です。直接悩みを聞き、解決出来るのであればそれが理想的ですが、現実はなかなか難しいものです。

子どもは体も心もまだまだ未熟。些細な事でも心にダメージを受けてしまいますので、家にいる時間だけは子どもが気持ちを落ち着かせられるような環境を作って上げて下さいね。


「宿題やったの!?」
「ゲームはもう止めなさい!」
「言う事を聞きなさい!」
「いつまで起きてるの!」


子を持つ親として、これらの言葉を投げかけたくなってしまう気持ちも分かるのですが、その裏には「何か学校であってストレスを抱えているからなんじゃ・・」、と頭の片隅に入れておくと、怒りたくなる気持ちも少しは和らぐはず。