身長を大きくしたい!と考えた時に多くの方がこのカルシウムを思い浮かべるのではないでしょうか。

私自身、小さい頃身長を伸ばしたいからと、1日に牛乳を何本も飲んだり、小魚をこまめにつまんでカルシウムが不足しないように、と言う成長を送ってきました。

確かに成長期の子どもたちに必要なカルシウムの量と言うのは、大人が摂らなければならない量よりも多いのが特徴です。

もしかしたら子どもの身長を伸ばすために、カルシウムの摂取量を意識している方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回の記事では身長を伸ばすためにカルシウムは必要なのか、また、どのような役割を持っているのかについて書いていこうと思います。

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カルシウムは骨にどのような影響を与える?


そもそもカルシウムって骨にどのような影響を与えているかってご存知ですか?

何となく骨とカルシウムは直結していると言うイメージがありますが、身長を伸ばすのか骨を強くするのかどちらなんでしょう。

実はカルシウムは骨を強くする役割があるだけで、骨を伸ばす(身長を大きくする)働きと言うのはないのが真実となっています。

骨を伸ばすために必要な栄養素は主にタンパク質になります。特に牛乳にはカルシウムもタンパク質も豊富に含まれているため、身長を伸ばすのに良いと言われているんですね。

その他にもビタミンやミネラルなど、成長期に欠かせない栄養素がギューっと詰まっていますので、子どもが飲みたい飲み物No.1はまさに牛乳であると言えるでしょう。

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子どもが1日に必要なカルシウムの量


それでは次に子供は1日にどれぐらいカルシウムを摂る必要があるのかについてです。

子どもの年齢によっては、多少前後するのですが大人と同等かそれ以上のカルシウム量が必要になります。

お子さんのカルシウム量が基準を満たしているのかどうか、以下の表に当てはめて確認してみて下さい。


0~1歳 男性:200~400mg
女性:200~400mg
1~6歳 男性:450~600mg
女性:400~550mg
6~12歳 男性:600~950mg
女性:650~800mg
12歳~思春期 男性:1000~1100mg
女性:850~950mg
思春期以降~ 男性:900mg
女性:700mg

おおまかな目安としましてはこのようになっております。

男性は女性よりも体が大きく、たくましい体を作って行く必要があるので、若干男性の方が必要な量が多くなっています。

既に必要な量を摂取出来ているのであれば問題ありませんが、足りないようでしたら普段の生活の中からカルシウムを多めに摂る事を意識しましょう。

また、カルシウムは鉄分との相性が悪く、鉄分はカルシウムの吸収を妨げてしまいますので、この2つの栄養素は同時に摂らずに時間差で取り入れる事をおすすめします。

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一度にたくさんのカルシウムはNGです


こまめに飲む時間が無いからと、摂れる時にまとめてカルシウムを摂取している子どもを多く見かけます。

例えばお菓子として小魚をむさぼりつつ、牛乳500ml程を一気に流し込むと言った感じですね。この方法はあまりおすすめ出来ません。

その理由としまして一度に吸収出来るカルシウムの量は決まっているため、大量に取り入れた所で吸収されない可能性があるためです。

こまめに摂取する事が大切


そのため、カルシウムを摂り入れる際にはこまめに摂取をして行きましょう。

食事だけでなく、間食として取り入れるのも効果的ですし、より吸収率が高まりますよ!

例えば、

①朝食、
②学校給食、
③学校から帰宅後、
④夕食、
⑤寝る2時間前



などに分ければ1日5回分として摂取が可能です。

一度に摂るカルシウムの量としては個人差はありますが、おおよそ200~400mgを目安にして行くと良いでしょう。

子どもが特にカルシウムが必要と言われているワケ


カルシウムが不足をしてしまう事で、骨だけでなくあらゆる面で影響を及ぼしてしまいます。

身長の他にも、骨に負担がかかりやすい、ストレスの影響を受けやすい、と言った症状が挙げられます。

骨に負担がかかる


まだまだ骨が成長し切っていない子どもが、大人顔負けのハードなトレーニングをこなしていく事で骨に負担がかかりやすくなります。

骨折には大きく分けて2種類あり、骨が皮膚から突き出てしまう開放骨折(複雑骨折)と、繰り返しの力による発生する疲労骨折とがあります。

この内の疲労骨折にかかりやすくなってしまうんですね。弱い負荷が繰り返しのしかかる事により起こる骨折ですので、自分ではなかなか気づきにくい場合もあります。

疲労骨折を防ぐためには、毎日のケアを欠かさない事とカルシウムが不足しない事。この2点を徹底的に守るようにしたいですね。

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ストレスの影響を受けやすい


よくイライラしている人に話しを聞いてみると、牛乳を飲んでいない方が非常に多く当てはまります。

実はカルシウムには骨を強くする作用だけでなく、神経が興奮する事を抑えてくれ気持ちを安静にさせてくれる効果があるようです。

特に思春期前後の子どもたちは、気持ち的にも大人に近付く時期ですのでイライラする事が多々あります。

受験や恋愛、部活など気持ちの変化を感じやすい時期ですから、カルシウムが不足しないようにしてあげたいものです。

身長とカルシウムのまとめ


  • カルシウムは身長を伸ばすのではなく、骨を強くする役割があります

  • 日本人のカルシウムの摂取量は低下気味。不足しないようにきちんと補いましょう!

  • 一度にたくさん摂るのもNG。1日の内でこまめに取り入れる事が大切です

  • カルシウムは骨による怪我を防ぐ、イライラを防ぎたい時などにおすすめです