ミネラルとしてよく知られているのはカルシウムで、身長を伸ばすと言うとカルシウムが重要だと考える方が多いようです。

ですが、実際にはカルシウムは身長を伸ばす(=骨を伸ばす)と言う役割よりも、骨を丈夫にしてくれる役割の方が強いんですね。

しっかりと牛乳を飲み、小魚などを摂取する事でこのカルシウムは補給出来るのですが、実はもう1つカルシウムにとって必要なミネラルがあります。

それが今回の記事で紹介をするマグネシウムなんですね。カルシウムとマグネシウムは切っても切れない関係にあり、どちらかが不足してしまったんでは効果を発揮し辛くなってしまうんです。

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マグネシウムがカルシウムの働きをサポート!


身長を伸ばす、骨を強くすると言う目的のために、ひたすら牛乳を飲んでいるような子どももいます。

牛乳にはカルシウムやタンパク質など、身長に影響する栄養素が豊富に含まれていますので、これだけでも十分効きそうなイメージがありますが、実はまだ足りないんです。

このカルシウムが体の中できちんと働いてくれるためには、同時にマグネシウムも摂取しなければいけないんですね。

極端な話し、カルシウムが1日1000mgと十分な摂取量に対し、マグネシウムが0mgであれば、体に吸収されずに尿として体外へと排出されてしまう事が多いんです。

大事なのは、身長を伸ばす重要なミネラルである、「カルシウム」と「マグネシウム」をバランス良く体に取り入れる事。これが本当に大事になってきます。

一般的には1:1の割合でいいのかな?と感じてしまいがちですが、理想的な比率はカルシウム:マグネシウム=2:1となっています。

毎日の食事の中で完全に計算する事は難しいのですが、おおよそカルシウムとマグネシウムの比率が2:1になるように心がけて行きたいですね。

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身長とカルシウムの関連性について

カルシウムとマグネシウムのバランスには注意


このように、カルシウムとマグネシウムには互いに効果を発揮するための理想的な配分バランスがあります。

例えば、カルシウムにはマグネシウムによる血管の収縮を抑えてくれる働きがありますし、マグネシウムはカルシウムが骨に吸収されるのをサポートしてくれます。

どちらか一方に偏ってしまう事で、バランスが崩れてしまい本来持っている働きが発揮されずに、骨が弱くなってしまうなどの弊害が発生してしまいますので注意が必要です。

カルシウムもマグネシウムも、身長を伸ばしたい子どもにとって必要な栄養素ですが、特に何も意識をしていないで生活をしているとカルシウムに偏りがちになります。

身長を伸ばすサプリメントの1つ、フィジカルBであれば、カルシウムとマグネシウムを理想的な分量を摂取する事が出来ますので、ミネラル不足を感じているお子様には特におすすめです。

マグネシウムには他にはどんな効果があるの?


マグネシウムは身長を伸ばすために欠かせない栄養素で、しかもカルシウムと深い関係にあります。

それ以外にマグネシウムは体にどのような効果をもたらしてくれるのでしょうか。詳しく見て行きましょう。

ストレスを抑えたい時に


意外と知られていないマグネシウムの働きですが、その1つにイライラを解消してくれる効果が期待出来ます。

ストレスが溜まっているのは神経が異常に興奮をして引き起こされるものなのですが、マグネシウムがこの神経に働きかけイライラを鎮めてくれるんです。

身長の伸びがピークを迎える頃である、思春期には何かと悩みを抱える事も多くストレスを溜めこみがちになりますが、イライラを抑える1つの手段としてマグネシウムを積極的に取り入れてみてもいいかもしれませんね。

ちなみに、極度にストレスを感じてしまいますと、成長ホルモンの分泌が妨げられてしまいますので、身長の伸びも悪くなってしまいますので気を付けたい所です。

生活習慣病の予防にも


まだまだ小さい子どもの内であれば心配する事はほぼないかと思うのですが、マグネシウムは生活習慣病の予防にも注目されている成分です。

食生活の乱れで、脂っこいものを好んで食べるようになると、血液がドロドロになってしまい健康的によろしくないのですが、マグネシウムは血液サラサラ効果に期待が持てます。

逆を言えば、食生活が乱れっぱなしであるのに、マグネシウムの摂取量が足りないと動脈硬化など危険な状態になってしまう事もあるので気を付けたいですね。

今では食生活も昔に比べて豊かになり、ゲームなどの普及で外で体を動かす子も少なくなってきているため、子どもでも極度の肥満や小児糖尿病になってしまう場合もあります。

生活習慣病の予防にはマグネシウムは欠かせませんが、それよりもきちんとした生活を心がけて行く事が大切になります。

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マグネシウムを多く含む食材は?


マグネシウムは主食であるお米や、おかずであるお肉やお魚にはあまり含まれていませんので、食事の中から意識をして摂って行く必要があります。

比較的マグネシウムが多く含まれている食品としましては、豆腐や納豆などの豆類、さらにはナッツ類などがあります。手軽に補給出来るものとしてはバナナもおすすめですね。

ただし、ナッツ類は脂質も多いため、無意識の内にたくさん食べてしまいますと、脂肪が付いてしまうだけでなくニキビの元となってしまいますので、思春期の子どもたちは適量を守る事が大切です。

私がよくミネラルの摂取不足が気になる子どもたちにおすすめしているのは、200~300mlの牛乳とバナナ1本をミキサーにかけたものに砕いたナッツをまぶすと言うものです。

これをグイっと飲み干すだけで、簡単にカルシウムとマグネシウムを摂る事が出来ますので、あっという間にミネラル不足を解消する事が出来ちゃうんです!

問題点を挙げるとすれば、美味しくてついついおかわりをしたくなってしまう点ですかね。やはり摂りすぎは良くはないですので、1杯程度に留めておくのが良いでしょう。

運動に取り組む子は不足しやすい!


それほど運動に熱心に取り組んでいない子どもであれば心配はいりませんが、マグネシウム不足が心配されるのは、小さい頃からハードにスポーツに取り組んでいる子どもです。

特に暑い時期である夏には運動により汗が大量に流れるのですが、汗と同時にミネラルであるマグネシウムも同時に失われて行ってしまいます。

皆さまはこんな経験はありませんか?運動をしていて、しばらくしたら足がつって動けなくなってしまう事。

しっかり準備運動としてウォーミングアップを念入りにしたのに、どうしてつってしまうのか。これも実はマグネシウムが関係しているんです。

マグネシウムが不足してしまう事で、筋肉を収縮させる作用のあるカルシウムが優位に立ってしまいますので、足がつるなど、パフォーマンス面においても悪影響が出てしまいます。

そのため、スポーツをする場合は、スポーツドリンクを始める前にまず1杯、その後は喉が渇く前にこまめに補給する事で体内のマグネシウム濃度を一定に保つ事が出来ます。

ただの水ですとミネラルが含まれておらず効果は薄いですので、スポーツをする時に限っては水ではなくスポーツドリンクを飲むようにしましょう。

ただ、やはりいつマグネシウム不足が起きるか分かりませんので、常日頃から不足しないように食事やサプリメントから取り入れる事を意識したいですね。

身長とマグネシウムのまとめ


  • マグネシウムはカルシウムの働きをサポートしてくれます

  • 理想的な比率としましては、カルシウム:マグネシウム=2:1

  • カルシウムとマグネシウムのどちらかに偏らないように気を付けます

  • マグネシウムはストレスや生活習慣病の予防にも期待が持てます

  • マグネシウムを多く含む食材は、豆類やナッツ類があります

  • スポーツに取り組む子は、発汗などによるマグネシウム不足には注意が必要