夜遅くまで勉強をしていると、代謝の良い子どもたちはすぐにエネルギー不足となり夜食を摂りたくなってしまいます。

特に、子どもがテスト勉強で毎日日を跨ぐまで頑張っている姿を見ていると、ついつい夜食を差し出してしまう親御さんも多いのでは?

ですが、この夜遅くに夜食を摂ると言う行為は勉強に対してのエネルギーは補給出来ても、身長を伸ばして行く事を考えるとデメリットしかないんですよ!

今回の記事では、どうして夜食を摂ると身長に影響を及ぼしてしまうのか、などについて解説をして行こうと思います。

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夜食がもたらす影響とは?


どうして夜食を摂ってしますと、身長の伸びに大きく影響してしまうと言われているのか。

それには大きく分けて2つの理由があり、1つが夜食を摂る事で成長ホルモンの分泌が妨げられる、もう1つが肥満になってしまうと言うのが原因として挙げられているんです。

1.成長ホルモンの分泌が妨げられる


通常、身長を伸ばして行くためには、22~3時頃にぐっすりと眠る事で成長ホルモンが分泌されていきます。

骨端線がまだ残っており、成長ホルモンの分泌量が多ければ身長が伸びて行くと言う訳ですね。睡眠が重要だと言う事は皆さんご存知かと思います。

このように、子どもの身長アップに欠かす事の出来ない成長ホルモンなのですが、夜食を摂ってしまう事で成長ホルモンの分泌量が低下してしまうんです。

1-2.血糖値の上昇が原因でした


これには、血液中の糖分濃度である血糖値が大きく関係しているんです。

一般的には成長ホルモンが多く分泌されるためには、なるべく血糖値が低い状態が良いとされているんですね。

よく寝る前の2時間前には食事を済ませておきましょう。と言われているのはこれに由来していて、成長ホルモンの分泌量が少なくなってしまうんです。

食事を摂った後にすぐに眠りに就いた経験のある方なら分かると思いますが、翌朝起きた時に全体的に体が重いような感覚を味わっていませんでしたか?

これは成長ホルモンが寝ている間に分泌されにくくなっており、前日に溜め込んだ疲れを持ち越してしまった事が原因の1つとして考えられるんです。

深夜まで勉強やゲームで起きていながら夜食として炭水化物が多く含まれている物を食べると、血糖値が急上昇し成長ホルモンの分泌が悪くなった結果、身長の伸びが悪くなってしまうんです。

2.肥満になってしまう


夜食を食べる事で現れる悪影響は、成長ホルモンの分泌量が低下する事以外には肥満になってしまう事が挙げられます。

基本的には眠っている間は、心臓や内臓を動かすための基礎代謝と呼ばれる最低限の消費カロリーしか使われませんので、もう寝るだけ!と言う時にお腹を満たしてしまうと太りやすくなってしまいます。

どうして肥満になると身長が伸びにくくなるのかについては、「身長の伸びと肥満との関係性!太り過ぎだと背は伸びない理由とは?」のページでも解説しているのですが、太ってしまう事で成長ホルモンの分泌を妨げるホルモンが分泌をされるようになってしまいます。

1日や2日程度の夜食であれば、今すぐに太ってしまう事はありませんが、継続して夜遅くまで起きて夜食を食べているのであれば、身長が伸びない原因となってしまいますので生活を改めてみてはいかがでしょう。

どうしても夜食を摂りたい時は?


とは言え、部活やクラブなどで帰宅する時間が21時以降になって、その後に宿題をしなければいけない場合など、どうしても夜食を摂らないと頭が回らない事もあるかと思います。

出来る限りは寝る数時間前(具体的には2時間程前)には、胃に食べ物を送らない方が良いのですが、もし夜食を摂りたいのであれば、炭水化物ではなくタンパク質を多く含む物がおすすめです。

例えば、夜食の定番と言えばおにぎりやラーメンなどを思い浮かべる方も多いと思うのですが、ササミに味付けしたものでしたり、チーズ、さらには牛乳などが身長を伸ばす夜食としてはgood。

特に最近の子どもたちは、1日におけるタンパク質の量が減少傾向にありますので、牛乳やチーズなどのタンパク質やカルシウムを摂取する事で、不足分をきっちり補う事も可能です。

確かに血糖値は多少は上昇するのですが、炭水化物よりかは上昇率も低いですので、どうしても頭が回らないorお腹が空き過ぎて眠れないようであれば、これらの食品を摂るようにしましょう。

量は控えめに


ただし、寝る直前となっていますので食べる量には気を付けて下さいね。

お腹が空いているからと、普段の食事と同様にガツガツ食べてしまったんでは胃に負担がかかりますので、眠りが浅くなる、途中で目が覚めるなどの睡眠にも影響を及ぼしてしまいます。

また、翌朝には昨夜の夜食が胃に残ったままになりますので、お腹が空かずに朝食を食べたいと言う気持ちが薄れてしまい、午前中の学校の授業にも集中出来なくなる可能性が高いんです。

タンパク質の場合、少量であっても腹持ちが良いのが特徴ですので、ゆっくりと味わうようにしっかりと噛んで満腹感を得るようにしたいですね!

夜食を摂らないようにするためには?


やはり1番は、摂る必要が無ければ夜食を食べないに越した事はありませんよね。

ここからはどうすれば夜食を摂らないで済むようになるのかを解説して行こうと思います。

3食をきちんと食べる


夜食を摂りたくなってしまうのは、食事量に満足出来ずに夜中にお腹が空いてしまう事が原因として挙げられます。

特にこれから身長を大きくして行く時期である小さな子供たちは、朝・昼・晩の食事をきっちり摂らないと栄養素が不足をしてしまうんですね。

闇雲にご飯だけを食べる・お肉だけを食べるのは好ましくはないですが、バランスの良い食事をがっつりと食べる事で夜中にお腹が空くのを防いでくれます。

朝ごはんを重点的に!


夜中にお腹が空いて夜食を食べるのではなく、朝に早起きをしてきちんと朝食を食べてから学校に行きたいものです。

朝食をしっかりと食べる事で身長アップに欠かせない栄養素の摂取もそうですし、頭へのエネルギーも補充されますので勉強にも集中出来ます。

ある調査では、朝食を摂っていない子よりも朝食を摂っている子の方が学力的にも優れているとのデータもありますので、朝食はまさに一石二鳥であると言えます。

何を食べるかですが、出来る限り腹持ちが良いものがおすすめです。うどんよりもパン、パンよりもご飯の方が吸収速度も遅いですので、昼までしっかり集中したいのであれば和食などを朝食に摂ると良いでしょう。

朝型中心の生活に!


夜食を摂る原因の1つとして、家に帰る時間帯が遅く宿題などやるべき事が残っていると言うものがあります。

夕食を食べた後、宿題をしている間に空腹に耐えきれずにどうしても夜食として食べてしまうんですね。

各家庭のライフスタイルにもよるのですが、思い切って宿題はその日にはやらず、翌朝早起きしてから取り組んでみてはいかがでしょう。

こうする事で夜食を摂る必要もありませんし、夜も出来る限り早く眠りに就くことが出来るので、身長にとってはとても有効な方法であると言えます。

早起きも出来て時間に余裕を持てますし、お腹が空いて無くて朝ごはんも食べられないと言う事態も防ぐことが出来ますよ!

身長と夜食のまとめ


  • 夜食を定期的に継続していると、身長の伸びに影響が出てしまう可能性があります

  • 主に、血糖値の上昇による成長ホルモンの低下と肥満によるものが原因です

  • どうしても夜食を摂りたい時は炭水化物よりもタンパク質を多く含む物がおすすめ!

  • ただし量には気を付けて!味わうようにしてゆっくりと食べましょう

  • 夜食を防ぐためには、3食きちんと食べ、朝型の生活にチェンジし、朝食を摂る事が有効です