ふとヤフー知恵袋を見ていると、このような内容の投稿を発見致しました。

「歯医者で身長の事について聞かれたのですが、歯並びと身長って関係あるんですか?」というものです。

一見すると歯並びの善し悪しと、身長って何ら関連性が無さそうに見えるのですが、実際のところどうなんでしょうか?

歯並びが悪いと身長が伸びなくなってしまうのか、または歯が大きいと身長が大きくなるなどそのようなデータがあるんでしょうか。

今回の記事では歯と身長について、知り合いの歯科医師さんの話しを踏まえた上での記事をまとめていこうと思います。


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歯と身長の意外な関係性とは?


身長が伸びるという事は、骨が成長していくという事。

また骨と歯は同じカルシウムで出来ていますから、骨の発達と歯の発達は大いに関連性があります。

歯科医で身長の事について聞かれたのは、身長がまだまだ伸びる=骨端線が残っている状態ですと、身長だけでなくもちろん顎の骨も発達していく事になります。

治療をしていく上では、顎の大きさが変わってくる事で治療にも影響を及ぼしかねないとの事ですので、まだまだ身長は伸びるのか、と質問する事はあるようですね。

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歯並びが悪いと身長が伸びない?


ただ、中には通院してくる子どもの患者さんの親が「歯並びが悪いと身長が伸びなくなるのでは?」と心配の声を良く聞くそうです。

歯並びの悪さ=低身長を不安に感じてしまう原因として、歯並びが悪いと言う事は顔の骨が小さい=骨の成長が遅れて身長が伸びないと考えてしまうからなんだそうですね。

確かに歯科医師は歯を治す専門医ですが、どうやら歯並びと身長についての関連性は分からないようで、どう答えていいのかか分からないと苦笑いをしていたのを覚えています・・。(笑)

これについては論文なども存在しませんので、私独自の見解から話させて頂くのですが、いくら子どもの内から歯並びが悪かろうと身長にはあまり影響しないのではと考えています。

歯並びが悪くなってしまう原因として顔の大きさが挙げられます。歯の本数は人間決まっており、子どもの場合(乳歯)ですと20本、大人の場合(永久歯)ですと32本ですね。

例えば顎が発達している方の場合、容積が足りている事が多いですので何もしなくても歯並びが良いケースが多いようですが、逆に顎が小さめな方ですと、歯の大きさと顎の容積がマッチしない場合歯並びが悪くなってしまう事があるのだそうです。

顎の大きさや顔の大きさには個人差があります。小顔で歯並びがお世辞にも良いと言えない方でも身長が高い方もいればその逆の方だっている訳です。

一概に子どもの歯並びが悪いからと言って、身長があまり伸びずに大人になってから苦労をすると言うような事は考えにくいですね。

歯並びが身長に影響をもたらすと言う考えも


歯並びが悪い事と、身長の大きい小さいは直接的には影響をもたらす事は無いのですが、歯並びが悪い事で身長に悪影響をもたらしてしまう事があります。

それが咀嚼です。基本的に歯並びがよろしくないと、食べ物を噛み砕く事が難しいと感じるようになってしまい、あまり噛まずに飲み込んでしまう子もいるようです。

身長を大きくしていくためには食事やサプリメントなどから栄養を取り入れて行くのですが、しっかりと噛まない事で胃や腸の負担を大きくしてしまい、消化や吸収が体の中で上手く行われない可能性が出てくるんです。

食べ物を取り入れれば必ずしも栄養となってくれるのではなく、このように咀嚼不十分による消化不良を起こしてしまうと便となって排出されてしまう恐れもあります。

そのため、きちんと食べて栄養を摂っているつもりでも、身長を伸ばすために必要な成分が吸収出来ていない事が起こり得る訳ですね。しっかりと一口30回程度咀嚼をする事を心がけて行きましょう。

固い物よりも柔らかい物を好むようになります


歯並びが悪いと、固い物や噛みちぎる必要がある食べ物を咀嚼する事を困難に感じてしまいます。

そうなってしまうと固いお肉や歯ごたえのある食べ物よりも、柔らかい食べ物を好んで食べるようになってしまう傾向があるようです。

柔らかい食べ物は噛む必要があまり無いため、さらに顎の骨格が未発達となってしまいますので負のスパイラルに陥る前に何とか脱出をしたいものですね。

特に、お肉には身長を伸ばすために必要なタンパク質が多く含まれていますので、お肉嫌いになってしまうと体を作るための栄養素が不足してしまう事も。

最近子どもがお肉や固い食べ物を避けるようになったと感じてはいませんか?身長を伸ばすのは子どもである今の内です。どうしてもお肉が食べられないと言う場合はプロテインや身長を伸ばすサプリから栄養を摂る事も大切ですよ。

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歯並びが悪くなるのを防ぐためには?


歯並びが悪いと咀嚼に影響をもたらし、十分に噛み砕かないまま飲み込んでしまう恐れがあります。

それ以外にもしっかりと噛まない事で、表情筋が衰え笑顔が苦手になってしまう他、脳への血流の低下から勉強に集中出来なくなる事も。

歯並びが悪くなってしまう原因には、先天的な物と後天的な物があります。遺伝による歯並びはどうしようもないですが、生活習慣などを改めればある程度は予防出来ます。

やはり1番は子どもの頃から歯科医に通い歯科矯正などを受ける事が手っ取り早いですが、日常生活から歯並びが悪くなるのをある程度防ぐ事は可能です。

ここからは、どのような事を意識していけば歯並びが悪くなるのを防げるのか、について書いていこうと思います。


しっかりと咀嚼をする


歯並びを悪くしてしまうものに顎の骨が未発達であるものが挙げられます。

しっかりと食べ物を噛む事で、顎の骨をダイナミックに使いますから発育が促進されていきます。

今まであまり噛まずに飲み込んで来た子は、一口あたり30回以上を噛む事は難しいかと思うのですが次第に慣れて行きます。

現代の食生活はパンなどあまり噛まなくても飲み込める食べ物が多いですので、普段の料理もなるべく歯ごたえのある物を作ってあげて下さいね。

口呼吸ではなく鼻呼吸を


意外と知られていない事実なのですが、口呼吸をすると歯並びが悪くなってしまう事もあるようです。

口呼吸をしてしまう事で舌の位置が通常よりも下や前方へと位置するのですが、これにより上顎前突となってしまい噛み合わせが悪くなってしまうんです。

上アゴもしくは下アゴが狭くなってしまうため、色んな方向に歯が生えてしまう他、噛み合わせが悪くなってしまいますので満足に食事も摂れなくなってしまいます。

また、口呼吸は病原菌の殺菌作用がある唾液を乾燥させてしまいますので、口臭や虫歯の原因にもなってしまいますので気を付けたいですね。

身長と歯並びのまとめ


  • 歯並びの悪さが身長に直接影響を与える事は考えにくい

  • 歯並びの悪さから来る、咀嚼不足は栄養素の吸収を妨げてしまう事もあります

  • お肉をしっかりと食べるために歯並びは大切!小さい内に対策をしておきましょう!

  • 歯並びを良くするためにはしっかりと咀嚼する、口呼吸をしないなど日常生活から意識を変える事が出来ます