スポーツに熱心に取り組んでいるお子さんが発症する事が多いと言われている成長痛。

実はこの記事を書いている私も、小学校6年生ぐらいの頃にこの成長痛に襲われましてとても苦しかった記憶があります・・。

運動をしたり走っている時はもちろんの事、何もしていないリラックスタイムにも突然痛み出してもう治らないんじゃ・・と悲しみに暮れたのはいい思い出です。

その当時私が感じていたことと言えば、「成長痛(オスグッド病)にかかったらもう背は伸びないのでは。このまま身長の伸びが止まってしまったらどうしよう。」

恐らくオスグッド病の子を持つ親御さんもこのように不安に感じている事と思います。骨に痛みを感じる・膝下がボコっと腫れ上がるって怖いですもんね。

それでは今回の記事では成長痛にかかってしまうと背が伸びなくなってしまうのか、について解説をして行こうと思います。

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成長痛(オスグッド病)にかかっても身長の伸びが止まる事はありません


まず、結論から申し上げますと、成長期にオスグッド病などの成長痛にかかったとしても、今後身長が伸びなくなると言う事はありませんのでご安心ください。

痛みが出始めた段階で身長がストップしてしまう、片足だけ成長せずに左右の足のバランスが悪くなる心配をする必要はない訳ですね。

実際に私もオスグッド病になりましたが、かかった時期と今の身長を比較してみても10cm以上伸びてくれましたし。

身長を伸ばすために必要な食事や、しっかりと身体を休め成長ホルモンを出してくれる睡眠をきちんと取っていれば何も問題はありません。

痛みが起きる場所について


オスグッド病で膝が痛くなると、そもそもどの部分に痛みが生じていると思いますか。

漠然と膝の下あたりが痛いとだけ感じますが、それが骨が痛いのか関節が痛いのかはっきりしないのではないでしょうか。

実は成長痛で痛みが生じる部位と言うのは、脛骨(膝から足首までの骨)の上の部分である膝関節が炎症を起こしている状態です。

身長の伸びを決定づけているのは、成長痛で痛みを覚える部分ではなく、骨端線がある成長軟骨にあたる所ですので、成長痛に襲われたとしても身長の伸びには一切影響はないんです。



痛み始めると身長が伸びる事も


成長痛になると身長が伸びないと言うよりは逆に、膝に痛みを感じ始めた時が身長が伸びるタイミングに差し掛かっている時期でもあります。

統計学的にも、成長痛を感じ始めた後、急激に身長が伸び始めその後に痛みが治まると言う場合がほとんどとなっていますので、痛みを覚えたら一気に身長を伸ばすチャンスでもあります。

大切なのは、この時期にどれだけ徹底的な生活習慣を行い、サプリメントを用いるなど、身長を伸ばす努力をしたかにかかっていると言っても過言ではないでしょう。

また、これらの成長痛は一生残るものではなく、成長期を終え、骨端線が閉じてしまう頃には気づいたら消えている場合がほとんどになります。

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成長痛を予防するためには


身長が伸びる少し前に発症する事が多いこの成長痛ですが、出来ればかかりたくないものですよね。

痛みが生じてしまいますので毎日が辛いですし、満足にスポーツが出来なくなってしまいますので極力避けなければいけません。

練習もろくに出来ないですので、ライバルに差を付けられてしまいます。私もそれで悔しい思いを経験しましたので痛い程よく分かるんです。

この成長痛はしっかりと対策をとっておく事で、ある程度は予防する事が可能ですので、まだ成長痛になっていないのであれば実践してみて下さい。

太ももの前側をしっかりとストレッチをする


成長痛になってしまう原因として、太ももの前側の筋肉(大腿四頭筋)が疲弊している場合に引き起こされる事が多いです。

実際にこの成長痛にかかる子と言うのは、そのほとんどが熱心にスポーツを取り組んでいる場合がほとんどなんですね。

毎日一生懸命練習をしているのですが、ここでケアをおろそかにしてしまいますと、成長痛になりやすいと言う訳です。

太ももの筋肉に刺激が加わり、筋肉に付着している骨の軟骨が引き伸ばされた結果、ボコんと言うオスグッドに発展して行きます。

そこで実践して行きたいのが、ウォーミングアップやクールダウンをきちんと行い、筋肉をリラックスさせ柔らかくしてあげるという事。

私の場合、小学生当時運動をする事は楽しくて仕方が無かったのですが、ストレッチ自体はあまり好きではなく、適当に行っていたことを今でも覚えています。

部活などで練習を終えた後、適当に済ましてすぐ別の事をしていたとかそんな感じでした。特に小学生の部活の指導者と言うのは、あまり知識を持ち合わせていない事もあります。

ストレッチの大切さを理解していない場合もありますので、是非今一度成長期のお子さんには運動後にはストレッチをする事の大切さを教えてあげて下さい。

バランスが崩れている


成長痛になる原因として、太ももの筋肉に過度な負担がかかっている事だと言う説明をしました。

ストレッチ不足で筋肉が固まってしまう事も原因の1つですが、それとは別にどちらか一方の足に負担がかかっている事も成長痛が引き起こされる原因になってしまうんです。

例えば、身体の重心が左に偏っていると、左足の太ももに体重が乗ってしまうために左足の膝にかかる負担は大きなものとなってしまいます。

立ち疲れた時などに、一方の足に体重を乗せる事が癖になっている子どもが多いですが、足にかかる負担が大きくなる点、バランスが悪くなる点も考えて止めさせるように指導をしています。

また、自己流のヘビーな筋力トレーニングも、身体のバランスを崩してしまう原因となってしまいますので、挙げている最中バランスが崩れる程の重いダンベルを使ってのトレーニングは避けておきましょう。

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成長痛になってしまった時は


ならないように努力をしていても、どうしても成長痛になってしまう時もあります。この場合はしょうがないです。

ですが、成長痛になってしまった際に、適切な対処法をしておく事で症状の悪化を防ぎ、成長痛の痛みを解消する事にも繋がって行きます。

もし既に成長痛にかかっている、もしくは成長痛にかかってしまった時のために予習をしておきたい方は以下にまとめましたので参考にして下さいね。

無理をしない事


まず1番は成長痛にかかったら無理はしないで安静にしておく事が求められます。

実際に私もオスグッド病にかかった事がありますので、経験から話させて頂きますと、成長痛の痛みを無理してでも運動をしなきゃと言う心理になってしまうんです。

当時から1日練習を休んだら3日分の遅れが出ると言う知識を持っていましたので、焦りの気持ちから痛みを堪えてまで身体を動かしたくなってしまうんですよね。

ですが、痛いのを我慢してトレーニングを行っても技術や体力も発達しませんし、痛いのを庇う動きの癖が付いてしまい、もう一方のバランスまで崩れてきてしまいます。

私の経験上、成長痛の痛みに耐えながら無理してスポーツをしても何にも意味がありませんでしたので、まずは痛みが無くなるのを待ってから運動をする事をおすすめします。

ただ運動を全部中断しなければいけないかと言われればそうでもなく、足を使わない運動、例えば腕立て伏せや体幹トレーニングなどであれば全く問題はありませんので、成長痛で走り回れない場合は、体幹部などスポーツにおける基礎を磨けるいい機会だと捉える事も出来ます。

怪我から立ち直ったら、自分がどのような動きをするのか、有名プレイヤーなどの動画を見ながらイメージトレーニングをし、モチベーションを高めておくのも効果的です。

接骨院などで治療を受ける


オスグッドを取り扱っている接骨院や整骨院に通う事で、痛みを鎮める湿布やサポーターを購入する事が出来ます。

ちゃんとした知識を持ち合わせている所であれば、自宅でも簡単に行えるようにテーピングのやり方を指導してくれるところもあります。

しっかりと安静に過ごしつつ、医師と相談をして運動を再開してもいいかの判断をして行きましょう。

今では病院の口コミなどもネットで検索する事が出来ますので、近所の評判の良い所で治療を受けてみてはいかがでしょうか。

身長と成長痛のまとめ


  • 成長期に入る少し前ぐらいから成長痛にかかりやすい

  • 成長痛になったとしても、身長の伸びが止まると言うことはありません

  • むしろ成長痛が発生したらその後に身長が急激に伸びますので、伸ばしたい方はここがチャンス!

  • 痛みでスポーツが出来なくなりますので、成長痛にかからないように予防をしましょう

  • ストレッチをする、身体のバランスを崩さない事が成長痛を防ぐうえで大切です

  • 成長痛にかかったら無理はせず、接骨院などで適切な治療を受けましょう!